北芝健氏が護身術を伝授
東京・駒込「修道館」の稽古を見学した

元警視庁刑事で作家や犯罪学者として活躍中の北芝健氏は空手道場「修道館」(東京都豊島区駒込1-43-13伊藤美ビル2F)の館長として毎週土曜日16時から空手や護身術を教えている。記者は2009年3月22日に道場を取材し、練習を見学した。
記者(=林田)は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実(隣地建て替えなど)を説明されずに新築マンションを購入したため、消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判で売買代金を取り戻した(参照「東急不動産の遅過ぎたお詫び」)。
裁判中にはマンション内の各住戸に怪文書をばらまかれ、ブローカーから圧力をかけられるなど不審な事件に遭ったために防犯には関心が高い。この記者の問題意識に応えて、北芝氏は護身術を披露してくれた。
北芝氏が紹介した護身術は、金的をけってくる相手への対処法である。いきなり金的が攻撃されるという事態は極限的な状況であるが、防犯では最悪の状況への備えが求められる。それは個人が何でもありの大企業相手に裁判闘争を続けた記者の問題意識にも合致する。
北芝氏は攻撃してきそうな相手を迎え撃つ場合、片足を半歩下げておくべきという。「休め」の姿勢では金的攻撃を受けやすい。片足を下げておくことで、攻撃に対して対応しやすくなる。
実際に相手が金的にけりを入れてきた場合、両手を手首のところで交差させ、その交差させた部分で相手の足を受け止める。受け止めた後は、その勢いを利用して、両手を交差させたまま相手のアゴを攻撃する。
空手の流派によっては相手のけりを手首で交差させた両腕で止めるのではなく、拳で足の甲を砕くという。しかし、護身術としては相手が革靴や鉄板を入れている安全靴の場合もあるため、両腕で止める方が安全と北芝氏は説明した。
修道館での稽古(けいこ)の見学で気付いた点として、空手には打撃技が主体というイメージがあるが、柔道の大外刈りのような投げ技も使われていることであった。また、相手の攻撃を受け流した上で、それを利用して攻撃するという形も見られた。これらは柔道よりも古い柔術に由来するものという。
稽古は実演によって形を説明し、その後で、2人1組で練習する。ゆっくりでも正しい形で行うことを重視しており、初心者でも付いていくことが可能である。この日の参加者が14人で、女性が4人であった。本格的に空手をしたい人だけでなく、護身術を身につけたいという人にも推奨できる道場である。
■関連リンク
Karate of 北芝健公式ウェブサイト










