ゆるせない話


私のゆるせない話「エレベーター」

あなたが10階建てマンションの6階に住んでいるとします。

夜、外出先から帰ってきた。
仕事でも遊びでもいい。とにかくクタクタだ。
早く風呂に入って寝よう。
そう思ってエレベータに乗ろうとする。
すると。

エレベーターが8階にとまっている。

どう思うだろう?
私は、これがゆるせない。愕然としてしまう。

もし1階にあれば、エレベーターが下りてくるのを待つ必要がないので
何らストレスを感じることはない。
颯爽とエレベーターに乗り込み、
自分の住んでいるフロアのボタンをエレガントに押し、
顎に手をやり思索にふけったのち、
スタイリッシュに降りて部屋に向かうだけのことだ。

だが、1階になかったら全てが台無しだ。
楽しかった今日の思い出も消し飛んでしまう。

夜、皆が帰るであろう時間に
エレベーターで上がる人と下りる人、どちらが多いか?
考えるまでもない。上がる人だ。

それなのに、どうして、どうして1階にないんだ。

エレベーターから降りる時は次に利用する人のことを考えて、
1階のボタンを押しましょう。

私のゆるせない話「傘立て」

コンビニの傘立てがゆるせない。

どの店でも雨が降ると入口付近に傘立てが設置されると思う。
私も、ビショビショに濡れた傘を持って店内を徘徊し雨水をボタボタ落とすような厚顔無恥な真似は出来ないし、買い物をする際の邪魔にもなるので利用している。

つまり、店にとっては床があまり濡れなくてハッピー、客にとっても傘を持たずに思う存分買い物できてハッピーという素晴しいサービスの筈である。
ところが。

問題は、その設置環境にある。
大抵のコンビニは、傘立ての上に申し訳程度の屋根があるだけなのだ。

で、どうなるか。当然、濡れてしまう。
さらに、後から来る人のことも考えて少しでも傘を入れやすいようにきちんと畳んでから入れようとすると、その配慮が仇となる。
これは結構なストレスだ。

そして店を出るとき……また同じように濡れなくてはならない。
コンビニは滞在時間が短いので、入るときに濡れたところが乾いているはずもない。

ここまで濡れないように濡れないように必死に頑張ってきたのに……。

悔しいですっ!

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