バイエル薬品の頭痛薬の広告。
「Aspirin」と、効き目の強い「Cafiaspirin」の使い分けが表現されている。
元妻が原因の頭痛なら「Aspirin」を、
元妻の弁護士が出張ってきたのなら、より酷い頭痛になるので「Cafiaspirin」を。
ということなのだが、これはうまい。
文字情報のみ、分かりやす過ぎない。
私たちの読み解こうとする力を刺激してくる素晴らしい広告。
コカ・コーラ ライト レモンの広告。
レモンの皮がどこか見覚えるのある書体の「C」に。
何だっけ、と思って右下を見ると、「あー、そうそう」と合点。
「C」一文字だけってのが、いい感じのもどかしさを演出している。
映画の主人公の名前を度忘れした時のような
「何だっけ。ほれ。いや、顔は浮かんでるんだよ。喉元まで来てるんだよ。あーもう答えをプリーズ!」
みたいな感覚になる。
全部を見せない、というテクニックは使える。やっぱ。
「たられば」というとネガティブワードの代表格のように扱われているが、
使い方次第で結構役に立つワードになるよね、と思ったので書いておく。
例えば仕事場で。
今抱えている仕事でアップアップなところに更なる仕事が舞い込んだ。
やりたいのは山々だが仕方がない、ここは後輩にやってもらうことにしよう。
早速後輩を呼び出し、仕事の指示を行なう。
もちろん仕事を受けた身としては指示したら終わり、という訳にはいかない、
無事に完遂できるよう管理(進捗チェック等)をすることになる。
「そういえば、例の件ってどんな感じ?」
「あー……やってます」
「何か問題ある?」
「今のところは……大丈夫……ですね」
「あーそう。じゃ、何かあったら遠慮せずに言ってね」
「はい」
後輩としたら「何か問題ある?」と聞かれても中々答えにくいものである。
大した問題ではない(と思っている)ので言うほどでもない、
そんなことも出来ないのかと思われるのも嫌なので、
なんて軽率に判断してしまったりするのだ。
それで何事も起きずに済めばいいのだが、
安心して放っておくと、結構な問題が起きてから泣きの報告が入る、なんてことがある。
もっと早くに言ってくれればこんなことにならなかったのにと思ったところで後の祭り。
そんな事態を避けるために有効なのが「たられば」だ。
この場合なら、
「問題ある?」ではなく
「もし、問題を報告しなければならないとしたら?」とか「もし、問題があるとしたら何かな?」と聞く。
あるとしたら、なのだ。実際にはない。だから言いやすい。
「あまり経験がないので〇〇の部分は後回しにしているんで、そこが不安材料と言えばそうですね」
「今ちょっとハマってるところがありますが、光は見えてきたんで一両日中には片付くと思っています」
そんな答が返ってきたなら、じゃ今ちょっと見てみよっかとかもう2,3日したらまた聞いてみるか、ということになる。問題の芽を小さいうちに発見、摘むことができるのだ。
進捗管理には「たられば」が使えるじゃないかな。
かように愚考するのでございます、ハイ。
Jeepの広告。
私がブログを書いている理由。
それは、こういう広告があるからだ。
スイムウェアブランド「arena」の広告。
浜辺に打ち上げられた男。どうやら意識はないようだ。
緊急事態、である。
だが駆けつけたライフガードは蘇生措置も取らずにその男を抱え海へ向かっていく……。
これは、ナイスアイデア。拍手。
その商品(サービス)を使っている状態って〇〇みたいだな、と考えてみる。
そこからストーリーが生まれる。かもしれない。