21日、NHKで再放送されていた「傑作のススメ」という番組を見た。
番組のテーマは、「自分なりの傑作」を「偏愛的に薦める」こと。どんな人でも、一つや二つ、自信を持って薦める「イチオシ傑作」がある。推薦する人が「傑作」に込める思いは、私たちの知的好奇心を刺激せずにはいられないはずだ。
で、今回の傑作は、落語家・桂枝雀の「宿替え」。推薦人は、千原ジュニア。
落語も桂枝雀も知識はないのだが、千原ジュニアが出演するというのでチェックしたら中々面白かった。
以下、メモおよび感想。
落語
落語とは、想像力である。
桂枝雀「宿替え」
- オーバーアクション
これは、サービス精神のあらわれであるという。
レベルの低い笑いであるのだが、それによって多くの人が笑える。 - 緻密なネタフリ
- 緊張と緩和
多くのお笑い芸人が口にしているこの言葉、言いだしっぺは桂枝雀であるという。
千原ジュニア
交通事故がターニングポイントだったという。事故前と事故後で大きく変わった。
入院中、連日のお見舞いで芸人仲間から絶え間なく愛情をぶっ掛けられ続けた結果、
「俺が面白いと思う笑い」から「みんなに笑って欲しい」と思うようになった、と。
愛とは想像力の産物である。
だから、面白い芸人はみんな愛があるし優しいのだ、と。
想像力が如何に大切であるか、ということ
物事を楽しむためには、楽しませろではなく、積極的に楽しもうとする姿勢であること。
そこで必要となるのが想像力である。特に落語のような話芸の場合、漫然と聞いているだけではダメだ。想像次第で面白みはドンドン増幅される。
面白いエンターテインメントは、この辺り――想像力への刺激が絶妙なのだ。
では、想像力想像力というが、何を想像すればよいのか。
それは相手の心、だと思う。
想像力とは積極的に相手の心にかかわることなのだ。
愛とは想像力の産物なのだ、やっぱり。
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